BlazBlue Centralfiction プレイレポート
11月某日、突然友人から「セールなので」とBlazBlue Centralfiction(以下BBCF)が送られてきました。(thanks 水道くん)
普段からゲーム配信中にダイレクトマーケティングを受けていたのですが、 格闘ゲームは殆どやったことないし、そんなに練習する時間も取れないし、そもそも理解できるかわからないよ、と躱していました。 が、ついに直接投げつけられるという形で格闘ゲームと向き合うことになるのでした。
以下、格闘ゲームほぼ未経験のユーザが25時間ほどプレイした流れと感想です。
格闘ゲームの経験について
私の格闘ゲームの経歴はこれ以上にありません。 BBシリーズはもちろん未経験で、TwitterでEsの画像を見かけたことがある、 BBCFを送ってきた友人がテイガーを使っている以上の情報を持っていませんでした。
実質的に初めての格闘ゲーム、BBCFの舞台に推して参りましょう。
チュートリアル/初心者指南
ゲームはまずチュートリアルを見て、次にオプションを見ると相場が決まっています。 格闘ゲームは学ぶべき基礎知識が多いため、充実した量のチュートリアルで非常に安心します。
早速個性的なキャラクターたちが話しかけてきて、快適に画面上のおにーさん(ラグナ)を操り、大変満足にチュートリアルを終えました。 内容はわかりやすいし、ディストーションドライブとかアクティブフロウとかそのへんの言葉はやりながら覚えればいい、 どうせ次はストーリーをやるんだから、ストーリーで死にながらわかっていけばよいでしょう。
ストーリーモード
格闘ゲームのストーリーはアーケード版の移植で、単純なストーリーでテンポよく対戦があります。 初心者だし何回か躓くことでしょう───
『これまでのあらすじを見ますか?(30分程度かかります)』
は? 俺の考えてる格闘ゲームと違うんだけど?
そして30分みっちり、パルスのファルシのルシがコクーンでパージ的な文章を読むことになるのでした。 ビジュアルノベルではなく格闘ゲームとして見ていたので心の準備ができていませんでした。ストーリー用語辞典あるのもっと早く教えて下さい。
ボイスは重視しない派なので、文字を読み終わったらすぐ次の台詞を見るというサクサクスタイルでも100%まで8時間位かかりました。 ナイン戦だけわからん殺しされまくって5回くらいやり直しましたが、対戦はめっちゃサクッと終わって気持ちがよく、完全に文章を楽しんでいました。 このゲームはビジュアルノベルです。
ストーリーの感想はこんな感じです。世界観の話とかネタバレなし。
- 用語辞典を追って理解に努めたけど、あらすじについては結局パルスのファルシのルシがコクーンでパージ状態
- BBCFストーリー自体はとりあえず展開について理解は出来たので大きな支障はなかった
- とりあえず素体ちゃんたちはもっと布面積ある服着たほうが不審に思われないと思うから普通の服着たほうがいいと思う
- テイガーが淡々と仕事するのが癒やし
- ココノエ博士他のやつには舌打ちしかしないのにテイガーの話だけちゃんと聞くのウケる
このモードだけで満足したんですけど、このゲームこれにまだサブストーリーあってさらに対戦まで出来ちゃうんですか!?
チュートリアル/戦術指南
キャラクターの技を一通り試させてくれるし解説までしてくれる超親切なモード。 これ全キャラやるのにも3時間くらいかかるので、チュートリアルを100%にするのに4時間かかって、 「BBCFとは」を知るのに12時間を持っていかれました。まだちゃんと戦ってる感ないんですけど。
このチュートリアルでひとまず使いやすそうなマイを使うことにしました。
チャレンジモード
ラグナNormalまでとマイHardまでを埋めました。もしかすると格闘ゲーム経験者の方には物足りないのかもしれませんが、 初心者がコンボを知るという点で非常に有意義なモードです。 このモードがなくてコンボ勉強してねって放り出されたらもうやる気失ってました。存在に感謝。
決められた動作を淡々とクリアまで繰り返しやる感じはプラットフォーマー系のゲームをやる感覚に似ています。 プラットフォーマーと違うのは自分が死なないということと、お手本が見れるということくらいでしょうか。本質は何も変わりません。 あと途中でガードされてコンボ失敗してもアズラエルが「惜しいな」とか言ってくれます。 励まされます。このための人選でしょうか。
わーいできたできた pic.twitter.com/v4Ia8SpdzJ
— とるとさんちょく (@tolt_santyoku) 2020年11月22日
実用的なコンボを学んだ上に褒めてもらえる、初心者にとってこれほどありがたい機能はありません。 実戦でもこの手順でしゃがみガード崩しからコンボという動きができたので、感謝の量が倍発生しています。
まだあるのか… pic.twitter.com/IYeomsyPZa
— とるとさんちょく (@tolt_santyoku) 2020年11月23日
自分の実力だと実戦では出来ないだろうから練習しなくてもな、というコンボもミッションターゲットとあれば話は別です。 クリアまで何度でもやってやろうという気持ちになります。
ランクマッチのエントリー中にプレイできるのも良く、対戦の息抜きのミニゲームとして楽しめます。
ランクマッチ
ついに格闘ゲームの本命、対人戦です。このゲームはビジュアルノベルですと書きましたが、このゲームは格闘ゲームとして売られています。 つまり対戦があります。
VSモードで難易度VERY HARDのコンピュータといい勝負をしたところで早速ランクマッチに入ってみましょう。あ、マッチングしましたね!
* 22段 *
対戦キャンセルでお願いします。
私は階層都市の底辺にやってきたと思っていたのですが、一体どうしてこんな強そうな人がいるのでしょうか。 気を取り直してもう一度エントリーしましょう。
* ランク判定中 *
良かった、始めたての人と出会えました。さっきの22段の人は統制機構の人が視察に来てたのかな? 対戦よろしくお願いします!
…非常にきれいな動きで4000ダメージ程度のコンボを3回受けて負けました。 他の格闘ゲームを経験している方なのでしょうか、とりあえず強い方でした。次に行きましょう。
* ランク判定中 *
また初段の…というか先ほどと同じ方です。たまたまでしょうか。少し粘りましたが似たように負けました。
* ランク判定中 * * ランク判定中 * * ランク判定中 *
5回連続で同じ人に当たりました。もしかしてここ、階層都市じゃなくて村…?
所見
BBCFは非常に初心者フレンドリーなゲームで、ランクマッチをしなくても楽しめるだけのコンテンツがあるゲームです。 不親切なところはストーリー用語くらいですが、これについては続きものなので仕方がないことでしょう。
他に特徴的な点としては女の子の服の布面積が狭いこと、各キャラが濃すぎるくらい濃いので初見の混乱がすごいことくらいでしょうか。 どちらもゲーム上問題となる点ではなく、特に後者は気に入ったキャラクターを見つけやすいという点でかなり良いと言えるでしょう。
格闘ゲームとしての評価は経験が足りないためできませんが、チャレンジモードは絶妙に中毒性があります。 対CPU戦も好きなので、ランクマッチやらずにCPU戦とチャレンジモードだけやってても元が取れている気がします。もらったゲームですけど。 ABYSSとかいう知らないモードもまだ控えているので、まだ味がしそうです。楽しみます。
以上、プレイ時間25時間程度のプレイレポートでした。